git: Gitを入れたら設定しておきたい内容
gitを入れたばかりでは設定がきちんと行われておらず、git
をちゃんと使おうとしたときに困ってしまったりするので、最初に設定をしてしまおう。
ちなみに、以下のコマンドの後に毎度出てくる --global
はリポジトリの設定ではなく、このユーザ全体の設定を実施します、という意味です。
まずはprofile
自分のメールアドレス、名前を必ず聞かれるので先手を打って設定しておく。
git config --global user.email "mail.address@example.com"
git config --global user.name "Tarou Tanaka"
名前は Family → Last でも Last → Family でもどっちでもよいですが、Last → Family にしておいた方が外国でなじむかもしれません。
ちなみに、特定のリポジトリでのみ別名を使いたい場合には、そのリポジトリに移動して --global
を消した状態で設定を行うことで対応できます。
git config user.email "yamada.tarou@example.com"
git config user.name "Tarou Yamada"
コミットメッセージを書くときに使うエディター
デフォルトだと nano
にされていたりするので、お好きなエディタに変更しましょう。 Emacsを利用する人は vim
を emacs
に置き換えてください。
git config --global core.editor vim
試したことはないですが、たぶんGUIのエディタを指定しても行けるとは思います。
パスワードのキャッシュを設定
認証が必要なリポジトリに対してアクセスする場合、毎度パスワードを聞かれるのは大変だったりします。と言ってもここはセキュリティに関する設定なので、危ないと思う方は設定しないでください。例えばよくオープンなスペースで仕事される方など。
以下の例では 3600秒 = 1時間のあいだキャッシュされる設定にしています。したがって、一度パスワードを打ち込んだあと、1時間以内にgitコマンドを利用しておけば再度聞かれることがありません。
git config --global credential.helper cache
git config --global credential.helper 'cache --timeout=3600'
もっとあるかと思ったけど、思いつくのはこれくらいでした。
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