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WSL1上でguplotを動作させようとした際に生じたQtのエラー

WSL1上でguplotを動作させようとした際に生じたQtのエラー WSLでgnuplotを使うために、適当に sudo apt install gnuplot-qt としてQt版のgnuplotをインストールした。 これでOKと思って動作させると以下のエラー。 > gnuplot gnuplot: error while loading shared libraries: libQt5Core.so.5: cannot open shared object file: No such file or directory なぜだか Qt のライブラリが見つけられないらしい。 こちらの記事 を参照すると、以下のコマンドで解消できるようだ。 sudo strip --remove-section=.note.ABI-tag /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libQt5Core.so.5 /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libQt5Core.so.5 のところは環境やバージョンにより異なる可能性があるため、実行時に要確認。 本コマンドについてあまり説明が見受けられなかったので、少し調べた。本コマンドは対象のバイナリファイルの中身から一部を削除するコマンド。 バイナリファイルの形式はよく理解はしていないが、一般的に ELF (Executable and Linkable format) という形式で構成されており、実行プログラム本体とは別にある種のメタデータが格納されている箇所がある。このメタデータの .note.ABI-tag という個所を削除しているのがこのコマンドだ。実際のELF形式実行ファイルがどのような形式をしているかなどは Linux であれば readelf などのコマンドで見ることができる。 このセクションでどういったアーキテクチャのプラットフォームで動作できるかなど記述されているようだ。ここの記述がWSL1と相性が悪いらしい。( 参考 ) また、これとは別にX ServerをインストールしなければLinux側のGUIアプリは動作しないため注意。

WSL へ Neovim を入れてみる

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Windows Subsystem for Linux (WSL) へ Neovim を入れてみようのコーナー。 バージョン $ uname -r 4.4.0-18362-Microsoft インストール WSLを使っている場合には普通にコマンドラインから入れることが可能。 sudo apt install neovim GUIが欲しい人は以下のコマンド sudo apt install neovim-qt ※GUIが欲しい人は別途GUIが開けるようにWSL側の設定をする必要があります Pluginを入れる インストール後、Pluginを入れる。 自分は vim-plug  を利用していたのでその入れ方。 多分大抵の人は dein.vim を使っていると思われるのでそちらのリポジトリ参照願います。 dein.vimの方がNeovimとVimを併用するときの設定とかあるので有用かも。 自分は移民がめんどいのでvim-plugのまま。 Pluginを入れる前に、NeoVimの設定ファイルのありかについて。 NeoVimはfreedesktopの XDG Base Directory Specification という仕様に従ってファイルの格納場所を決定しているため、 ~/.vimrc ではなく ~/.config/nvim/ という場所の init.vim というファイルを設定ファイルとして読み出すようです。同じく、インストールするPlugin本体を格納する場所も変わるため、手動で何かを入れたい場合には注意。 https://github.com/junegunn/vim-plug 上記の公式リポジトリに存在する Neovim のセクションから、 Unix でのインストール方法を実施。 curl -fLo ~/.local/share/nvim/site/autoload/plug.vim --create-dirs \     https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim そのあと、 .vimrc をNeoVim用の場所へsymlinkします。 # ディレ...