Hyper-V : Ubuntu 18.04.3 LTS Desktop での邪魔なドット / 拡張セッションが動作できない件

開発環境の為にUbuntu 18.04.3 LTS Desktop版を公式サイトよりダウンロードし、Hyper-V上で稼働させようと奮闘しておりました。いくつか問題があったので一応共有しておきます。

起動時から表示され続ける邪魔なドット(点々)

Ubuntuを無事にインストールして立ち上げると、起動時のローディングを示すドットがずっと表示されたままになっていた。

中央に鎮座する邪魔な点々

最初はそのうち消えるだろうと思って無視していたのですが、いつまでたっても消える気配がない。何かしらアップデートしたら消えるかなぁと思って sudo apt update && sudo apt upgrade とかやってみても消えることがない。再起動しても消えることがない。いったい何だろうと気になって調べてみた。

結論から言うと、VM環境特有のバグのようで、 grub の設定ファイルからこの点々の表示機能を削除すればよいとのこと。

  • /etc/default/grub を開く
  • GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT という変数に設定されている quiet splash を削除する
  • reboot する

これで完了。邪魔な点々を排除することが出来ました。

参考 : https://askubuntu.com/questions/1148998/ubuntu-18-04-qemu-vm-loading-bar-from-start-screen-still-on-desktop

拡張セッションが動作しない

Hyper-V 特有の話になるのですが、VMとホストマシンとの間でクリップボードをやり取りするためには「拡張セッション」という機能を有効にする必要があります。この機能を有効にしようとしたんですが、有効にすることはできませんでしたという話です。

そう、結論から言うと有効にできませんでした。

何でそうなるか、というと、拡張セッション時には xrdp で接続する方式になってしまうというところがミソなんです。なんでだかはよくわかっておりませんが、Ubuntu 18.04.2 から Desktop版のxrpdパッケージがうまいこと動作しないようなんです。

詳しくはググると出てきますが、Ubuntu 18.04.2 ではWorkaroundがあってそれで対応できるようなのですがUbuntu 18.04.3 でそれを試してもうまくいかず、最終的にはあきらめました。

参考サイト:

いっぱい貼ってますが、解決はできませんでした。

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